未来を想像する
こどもは未来を担う人。
おとなはこどもの成長をサポートする人。
だから、おとなが未来をあきらめてはいけない。
だから、おとなを疲れさせすぎてはいけない。
おとなは、自分を大切にすることを知り、
相手を大切にすることを知り、それをこどもに
伝えていく。
可能性を広げる方へ向かっていく。
閉じて、攻撃的になるのではなく。
おとなとこどもは、先輩と後輩、と
言い換えてもいいかもしれない。
長く生きているだけ。
その分、生きる術を伝えられるかもしれない。
落ち込んでどうしようもないときに、
立ち直れる方法は何かしらあるよ、と言えるとか。
「それしか見えない」ってときに、
そんなこともないんだよ、と言えるとか。
でも、最後は自分でしか道を開けないところも
かなりあるし、年の近い友だち、時には自分より
若い人に支えられることもたくさんある。
変化が大きく、価値観が多様化している今、
そしてこれからの時代は、先輩が後輩に
教えるということは、少なくなっていくと思う。
みんなが一律に覚えること、身につけること、
というのもどんどん減っていく。
一緒に未来を少しでも良くしていく、
そういう気持ちでいたいと思う。