coco

心をちょっとずつほぐしましょ

SNS社会を表す本と記事を読んで(3)

就活生、転職希望者のSNSアカウントを調べて

採用するかどうかの判断に用いている企業がある

という記事について考えること、第3回です。

 

前回は、それで人柄がわかるの?いや〜、

わからないんじゃないでしょーか!というお話を

しました。

 

今回は、

それって本当に問題はないの?

そして、SNS上の人間って一体何??

という私の疑問を掘り下げていきたいと思います。

 

問題はないの?って思うってことは、

あるんじゃないの?って感覚があるんですよね。

 

で…これに関して記事にはどんなことが書かれて

いるか見てみると

 

“こうした調査について、就活を所管する厚生

労働省の担当者は取材に、「本人の適性・能力に

関係のない情報が把握されかねず、採用に影響する

懸念があるため、望ましくない」との考えを示す。”

 

これは、応募者の適性・能力に基づいた採用基準と

するよう求めている職業安定法の指針に沿った考え

なのでしょう。

一方で、調査会社の考え。

 

“この点をどう考えるか問うと、同社(企業調査

センター)は「閲覧するのはネット上で公開された

もの」と答えた。入社希望者には、エントリー

シートの提出時に委託調査について同意をもらって

おり、「法令違反にならない配慮をしている」

とする。”

 

公開された情報であること、調査について同意を

得ていることなどから、法令違反ではない、という

答えです。

 

私の疑問は、公開されているからって、私的な

発信や情報(友人関係や趣味など)をエントリー

シートの情報から探して、採用の判断に使うことに

対する違和感からくるものでした。

 

厚労省担当者の見解については、調査は適性を

見るためのものだ、と言われると説得力が薄い

かな、と思います。

 

調査会社の見解については、私は正直、調査に

同意させること自体が問題ではないかと思います。

今ある法令には違反してないかもしれないけど、

エントリーシートという一次的な情報を使って、

本人の目の届かないところでSNSのアカウントを

検索するって、企業としてすることなのか?と

思うんですよね。

 

個人的に知っている誰かの名前、メールアドレス、

誕生日、電話番号などから検索してこっそり

見るとかは良し悪しは別として、してる人いると

思うし、悪用したりストーカー行為になったり

しなければ、まぁ、された方はいい気はしないかも

しれないけど避けられないことだと思う。

 

でも、組織的に採用活動ですることなのかー??

 

いっそのこと電話番号やメールアドレスと同様に

エントリーシートにアカウント名を書かせれば

いいのではないか?

 

などと考えてしまいます。

 

あぁ、1,000文字超えてしまった。

3回じゃ終わらなかった!

次は最終回、今日の続きですが、3つめの疑問、

SNS上の人間って一体何??とつながってきそう。

 

ネットがインフラになった今、必ずしも

リアル=表、ネット=裏ではないんだろうな。

でも、そういう感覚が何となくあって、結果的に

ネットという公的な場所に、私的な情報を無防備に

置いてしまってるのかな…私たちは。

 

今日もお読みいただき、ありがとうございました😌

 

よい週末をお過ごしください🍀

私は今日、ワクチン2回目接種が終わり、明日

寝て過ごすことになるのか、いつも通り動けるのか

どうなんだろうな〜と思っております。

 

それでは✨