coco

心をちょっとずつほぐしましょ

あれこれ

看取りの途中

年老いた人、病を抱えた人たちと過ごしている と、私たちはこの人を看取りつつあるんだと 感じる。「私たち」というのは、その人を 支える人たちも含めてのこと。 2022年11月。 私は、とあるマンションの一室にいて、 一人の男性の話を聞いていた。 80歳を過…

思考メモ

今の社会の有り様は、決して多数派のみに 有利なものではないのだろうけど。 多vs少の枠組みに基づいてはいるのかな、と。 それで、少数派の人は、配慮されているよう でも、不満が消えることはない。 どの面でマイノリティなのかってことなんだ けども。 社…

戦うことがわからない

『アダム・スミスの夕食を作ったのは誰か?』 という本のタイトルを、読んではないけど、 食器を洗いながら思い出した。 そして、食器を洗いながら、思う。 戦争を企てる人たちは、どんな日常生活を 送っているんだろうか? 食事を自分で作ったり、部屋を掃…

今日も、とても寒かった

指先が出る手袋をつけていると、 今日みたいに寒い日は指先の感覚が明らかに おかしい。 そこまでの冷えでなければ、バスを待っている 時にスマホをさわるけど、それもしたくない ほど。 バスに乗り込み、ほっとする。 職場も暖房が入っていて、足下は寒いけ…

老老介護について

数か月前から、人が人を裁くことについて、 いろんなことが頭を巡っているのですが、 そんななか目に止まった記事について、 書いてみたいと思います。 12月3日(金)の朝日新聞社会面より 見出し 「寝たきりの姉と2人 生活保護も施設も 拒んだ末」 「『老…

12月はこんな感じで

今月は、書きたいことが2つあります。 1つは、最近気になった、ある2つの裁判に ついて。 もう1つは、私が今年よく聴いた曲とその 歌詞について。 もう8日経過して、どれくらい書けるか わかりませんが、、 12月もよろしくお願いいたします!!

すごいですよね

ベランダに出て、ふとんを干して、ふと 思ったのです。 生まれて、ふとんを干すことを覚えて、 ふとんを何回も干しながら生きていく。 同じように、数えきれないほどたくさん、 覚えて、ずっと続けていくことがある。 必要最低限、生活のためにしなければな…

どんなことを思いますか

今日は、最近知ったある映像を紹介します。 https://youtube.com/watch?v=WB9UvjnYO90&feature=share 以下は、映像を見たあと読んでいただけたら 幸いです。 私は、初めて見たとき、最後涙が出てきました。 なぜ? こどもは、それまでと変わらず、映し出され…

SNS社会を表す本と記事を読んで(4)

前回の最後に、わざわざ調査しないで、 電話番号やメールアドレスと同じように エントリーシートに書かせればいいのに、と 書きました。 エントリーシートには電話番号とかアドレスは 書かないか。どうなんだっけ。 それは置いといて、なぜそう思うかという…

おまけ(過去記事をもう一度)

そういえば、最近のテーマがSNSなので、 関連する過去の記事を紹介したいと思います。 2021.4.21 つながり https://kanako-322.hatenablog.com/entry/2021/04/21/204603 私が普段使っているSNSやプラットフォームと いわれるものについて書き、そうしたツー…

SNS社会を表す本と記事を読んで(3)

就活生、転職希望者のSNSアカウントを調べて 採用するかどうかの判断に用いている企業がある という記事について考えること、第3回です。 前回は、それで人柄がわかるの?いや〜、 わからないんじゃないでしょーか!というお話を しました。 今回は、 それっ…

(寄り道)家族について

家族について書いてみようと思うんです。 他人だよな、って。 究極の人間関係。 親と子の関係って、複雑な人、けっこういるよね。 私も色々思ったりしてきたけど、もっとややこしい 状況の人もたくさんいる。 結局、自分が大人になって、というか、親が自分…

SNS社会を表す本と記事を読んで(2)

就活の際、企業が応募者のSNSのアカウントを 探して投稿内容をチェックしている、という記事を 読んでの感想を書いております、今日は2回目です。 前回、思ったことを3つあげました。 まず一つ目が、「結局それで人柄がわかるの?!」 でした。 ちなみに、…

SNS社会を表す本と記事を読んで(1)

はじめに 今回は、読書感想文のつもりでした。 最近読んだ本の中に、朝井リョウさんの 『何者』(2012年)があります。 タイトルからしてひかれつつも、9年経って初めて 読みました。 SNSとリアルの間で生きる就活生たちとその 人間関係を描いた作品。 ちな…

重いことは悪くない。それで話さないことの方が 悪いよ。

重いってなんか、避けられがち、嫌われがちな気が するんですが、どうでしょう。 重い話、重い女、とかいうときの、あれです。 これね、罪な言葉の使い方だなと思うんですよ。 というか、重い=良くないというイメージに なっちゃってるから、そう思うのか。…

生きたいという気持ち

数日前のこと。 夜、帰宅してから間もなく、お風呂に入ろうと していたら、何だか喉が詰まるような感じで 呼吸がしづらくなったんです。 何?なになに??! 気になりだすと余計苦しくなる気がして、 何でもないと言い聞かせながら浴室に戻り、 空気がこもっ…

頑張ってないくせに、がほんとなら、本人が損するだけ

自分はどう生きるか、が大事だな、という お話です。 何かを、頑張らなきゃいけない、と思うことって よくありますよね。 自分の夢や目標のために、ここは頑張りどきだと 心を決める場合もあります。 一方で、誰々も頑張ってるんだから、自分も 頑張らないと…

夢は女優でした&何者にもなりたくない願望

「女ゆう」 小学校2年生の私の夢ですよ。 なんでなりたかったのかな、当時の私に 聞いてみたい。 ちなみに1年生の頃は歌手だったと記憶している から、芸能人に憧れてたんでしょうか。 テレビドラマをわりと見てたし、ごっこ遊びで なりきるの好きだったので…

あなたのせいじゃない

唐突ですが、、 「自己責任」という言葉が当たり前になっている 社会って、なんか変だと思いませんか? この言葉、2004年に流行語大賞のトップテン 入りしたそうです。 2004年、何があったかというと、イラクで 3人の日本人が拘束されたんですよね。 このと…

丁寧な郵便局

数日前、職場に届いた郵便物に、何か細長い紙が 貼ってたんです。 「この郵便物は、機械作業中に誤って破損 しました。誠に申し訳ございません。 補修のうえでお送りいたします。 大切な郵便物をこのような状態でお届けします ことを深くお詫び申し上げます…

つながり

本をさっぱり読まなくなってしまっているの ですが、オンラインでいろんな人の書いたものを 読むことは、とても増えました。 私は、まあまあSNSなどに手を出していて (と自分では思っていて)、 学生の頃にmixi(今はしていない)とFacebook、 はてなブログ…

面接

毎朝バスで通勤している。 今朝、1番前の席の前にある広告が目に入った。 「オンライン面接が初めてのあなたへ」「私と一緒にレッスンしましょう」 と書いてあった。 自分の就職活動の頃を思い出した。 エントリーシートの書き方とか、面接の練習とか、企業…

今年あったこと

今年の9月、祖父が亡くなりました。介護施設にお世話になっていた祖父とは、コロナの影響で、6月以来、会っていないままでした。その頃、私のことは何とか思い出したけど、祖母や母のことは、誰かわからなくなっていました。亡くなった朝、始業後すぐ、父か…

将来

国債がどんどん発行されています。コロナ対策のために、すぐに手を打たないといけないから、使えるお金がなければそうせざるを得ないところはあるでしょう。国債は、国の借金と言われます。将来の世代に借金を背負わせて、とか、若い人たちは大変だよ、とい…

子どものように

ちょっと、前の話(子どもを見ていて、の話)に戻るのですがそのとき私は、子どものように生きたいな、と思ったんです。子どものように、というのは…いろんなことを新鮮な心でとらえること未来を悲観せず、今を楽しみ、希望を持つこと時間を気にせず過ごして…

そもそも

誰もが「この世界に生まれ、子どもとして過ごし、大人になり、この世界からいなくなる」というシナリオの中にいるようなんだけどそれって、どうなの?と思ってみたらどうでしょう。だって、なんか、窮屈な気がしませんか。子どもらしくないわね、大人になら…

なんでなんで

これを、大人になって言う人がいると、「あの人は子どもみたい」と言われることがある。何となく、そんなに突き詰めなくていいのにねぇ、ちょっとめんどくさいよねぇ、というニュアンスが含まれているように感じる。こういう場合、大人って、曖昧なことがほ…

子どもを見ていて

この世界に来て、日々、初めてのことがいっぱいあって、嫌だー!!って思うこともたくさんあるんだろうけど、乗り越えていくんだなと思うと、毎日、大変だし、めっちゃがんばって生きてるんだなと思った。いま、ただ素直に、走って、笑って、泣いて、ごちゃ…

きらいなものについて

大変申し訳ないのだけど、蜘蛛が嫌いだ。形や動きがどうしても苦手なので、今後もそれは変わらないと思う。と、思うんだけど、最近、玄関先に植えた花と花の間に巣を張っているのを見るのは、そんなに嫌いじゃない。どうしたことか。糸を見ただけでギョッと…

生きている側

新型コロナウイルス。 だんだん、非日常が日常になりつつあると感じる。 これが、「一時的なもの」なのか、分からない。 今までのあたりまえが、どんどんあたりまえじゃなくなっていくんだろうなと思う。 「自分は大丈夫」と思っていても、誰かが感染し、誰…