どんなことを思いますか
今日は、最近知ったある映像を紹介します。
https://youtube.com/watch?v=WB9UvjnYO90&feature=share
以下は、映像を見たあと読んでいただけたら
幸いです。
私は、初めて見たとき、最後涙が出てきました。
なぜ？
こどもは、それまでと変わらず、映し出された
人の顔まねを素直に続ける。
親は、困ったような何とも言えないような表情に
なってしまう。
私には、親がなぜその表情になったのかが、
解説を聞く前にわかった。
同時に、こどもが「真似をしてください」と
言われたことをただ続けていることに、素直さを
感じた。
それで、涙が出てきた。
映像を見る前に、私たちの脳は思い込みだらけ、
という導入があった。そして、内容は知らされない
まま、映像を見た。
私だったらどうしたんだろう、と思う。
もしこの実験に参加できたとしても、残念ながら
私はもうまっさらな状態では参加できない。
知るってそういうことなんだな、と今思った。
この映像を通して考えられることはたくさん
あって、上記のように私がそのとき感じたことを
書きながら既に、いろんな思い込みをしつつ
解釈しようとしていたんだと気づいて、
どこで区切って何について書こうかと今、
頭が忙しく考えているところです。
涙が出た理由
え、なんで私泣いてるの？と思ったから、
まずは素直にそれについて書こうと思います。
私は、最後に映し出された人がそれまで出てきた
人たちと違うような気がした、
そしてこどもは変わらず顔まねをする一方で、
親はまねをやめてしまったのを見て、
こどもは素直なんだなと感じ、その素直さに
何だろう、感動して？涙が出たのかな、と思う。
涙が出るまでの数秒のうちに、私の脳はどんな
ことを結びつけたんだろうか。
思い込みだらけ
他の人と違う、とか思わずに、ただ言われた
とおりにまねをするという行動を、私は素直だと
捉えて、そしてその素直さをよいものと感じたん
だろう。たぶん。
他の人と違う、というか、障がいのある人かな、
なんですよね。それで、まねしたらよくないんじゃ
ないかと判断して、親はしなくなるんだろう、と。
で、私は最初、こどもの方は、その人を障がいの
ある人とも何とも思っていない、区別がついて
いないんだろうと思っていた。
でも、それも思い込みだ。
こどもがどう捉えていたかは、わからない。
どう捉えたにせよ、まねをすることに変わりない、
それだけだ。
それは、逆に言うと、親がしたように
推測をもとに自分で判断し、指示されたことに
従わない、という行動がとれないということかも
しれない。
この映像を紹介してくださった方はこんなふうに
仰っていた。
何が正しいのか、どう考えればいいのか、
答えが出ない、と。
親がこどもと同じようにまねをすればいいかと
いうとそれもどうかなと思うし…と。
私は今日の文章を書きながら、この映像を見て
私にとってよかったことは、ふだんいかに
推測で物事を判断しているかということ、
言いかえれば、いろんな思い込みで動いたり
動かなかったりしていると気づいたことだと
思いました。
それは、私も他の人も同じ。
なぜよかったかというと、いつでも思い込みを
外せるようになるからで、それは私自身を少し
生きやすくしてくれると思うからです。
最後に、この映像について解説したサイトを
紹介します。
私は、これだけで親には「障がい者を哀れむ」
無意識の偏見があると言い切ることもできないし、
こどもだから偏見がなく純粋で、それに学ぶべき、
とも思えないなぁ、と思います。
今日もお読みいただき、ありがとうございました。
よい一日をお過ごしください✨
