coco

心をちょっとずつほぐしましょ

頑張ってないくせに、がほんとなら、本人が損するだけ

自分はどう生きるか、が大事だな、という

お話です。

 

何かを、頑張らなきゃいけない、と思うことって

よくありますよね。

 

自分の夢や目標のために、ここは頑張りどきだと

心を決める場合もあります。

 

一方で、誰々も頑張ってるんだから、自分も

頑張らないと、と思うこともあります。

 

この2つめのほうなんですけどね。

たとえば仕事とか、部活とか、チームに属して

いるとけっこう多いのかなと感じるんです。

要は、人と関わるなかで思うこと。

これって、1つめの、自分の中の密かな決意

よりも、モチベーションが保ちやすいし、

人間関係やチームワークを良好にするため

にも、ある程度必要なのだと思います。

 

だけど。

そのチームもしくは、属している組織で、

「頑張ってないように見える人」への批判や

否定につながっていることがあるかも

しれません。

 

それで、私たちはこんなに頑張っているのに、

あの人(たち)はサボっててずるい、とか

努力してないくせにいいとこどりして、

みたいな話になるんですよね。

 

ほんとにそんな、頑張ってないの?

努力してないの?と思うんです。

たしかに、がむしゃらに生きるなんて

バカバカしいから、要領良くやっていけば

いいんだよ、という考えの人もいる。

でも、少なくとも、私たち頑張ってるのに、

と思ってる本人は頑張ってるわけで、

それと同じように、たぶん多くの人は、

自分なりに頑張ってるんじゃないか。

 

なんで頑張るのか?

何か自分のためになるから、のはずですよね。

そうじゃなかったら頑張れないと思う。

だとしたら、頑張ってないあの人は、

それがほんとなら、自分を生かすことを知らず

過ごしている、人生もったいないことしてる人

なんですよ。

 

それって、羨ましいこと、批判するようなこと

なんですかね。

 

そもそも、その人のこと、どれだけ知ってるん

でしょうか。

 

抱えてるものも、性格も、考え方もそれぞれ

違う人たちが、同じ組織に属しているからって

同じようにやれるなんてことは、ないんだけど

同じようにやれてると思う人たちが集まると

錯覚しちゃう。

 

自分が自分のこと頑張ってる、としっかり

認められていれば、頑張ってないように見える

人をどう見るか、変わってくる気がします。

 

私たち頑張ってるよね、じゃなくて

(それがなくていいとは言わないけど)

私もあなたもあの人も頑張ってるよね、で

できることの方が、大きいのかな、と

そう思います。

 

 

頑張るって書きすぎたな。笑

 

誰かを励ます良い言葉であり、時に誰かを

責めてしまう言葉でもあるのは、どういう状況

で発せられるかによるからですよね。

 

よく、うつ病の人に頑張って、というのは

逆効果と聞きますが、人間関係や組織の中で

疲れている人に、その組織の中の人から

頑張ってと言われたら、やっぱりその中での

頑張りの形を求められてるような気がして、

プレッシャーに感じることはあると思う。

だから、頑張ってきたよね、と言うほうが

いいということなんですよね。

 

自分は頑張ってる、という自信よりも

頑張ってるとは言えないんじゃないか、

という他人基準の低めの自己評価が大きく

なっていると、他人に認められることで少し

安心する。

ただ、大事なのは、そこから、自分で自分を

認められるようになること。

 

 

今日もお読みいただき、ありがとうございました🍀

 

次回のテーマは

生きたいという気持ち

です。

 

よい一日をお過ごしください💐