coco

心をちょっとずつほぐしましょ

すごいですよね

ベランダに出て、ふとんを干して、ふと

思ったのです。

生まれて、ふとんを干すことを覚えて、

ふとんを何回も干しながら生きていく。

 

同じように、数えきれないほどたくさん、

覚えて、ずっと続けていくことがある。

必要最低限、生活のためにしなければならない

ことだって、(人によるけど)ものすごく

多いのに、人間はそれ以上に、というより、

生活をもっともっと便利にするために、

常に新しいことを考え、形あるものないもの、

この世に生み出し、そして進化している。

 

そんな世界で生きているうちにできることは、

ものすごく少ない。

入学したら、就職したら、結婚したら、

何か趣味を始めたら、それぞれ新しいことを覚え、

慣れることに時間がかかり、あっという間に

年を重ね、頭と体が思うように動いてくれなく

なるのも、けっこう早い。

 

だから、自然と生き急ぐことになるのか、と思う。

若いうちからいろいろしておかないと、と考える

のも、当たり前か。

 

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疲れるのも、当たり前だと思う。

 

朝起きて、時間どおりに支度して、出勤して、

仕事をし、他者との意思疎通を一日中行うこと。

これだけでも、毎日続けるのは、心と体に負荷が

かかる。そのほか、子どもを育てる、介護をする、

家事を1人で担っている…など並行している人も

たくさんいる。とても高い能力だと思う。

加えて趣味を楽しんでいる人までいる。

 

ある程度、だいたいの人がそれに近いことが

できてるとしたら、人間ってすごいですよね。

いつの間にそうなったんだ、って、我に返って

不思議ですもん。

 

で、逆に言うと

できてなくても、全然おかしくないと思うんです。

私にできることが、あいつにはできない。

あの人にできることが、私にはできない。

それがふつう。でも、私たちはそれで日々、

イライラしたり、傷ついたり傷つけたりする。

 

また、できていたことができなくなることも、

全然おかしくないと思うんです。

好調なときには絶妙にとれていたバランスが

ちょっとしたことで崩れてしまうことなんて、

すぐ、誰にでも起こること。

それに対して適切なタイミングでケアできないと、

バランスがどんどん崩れていく。

でも、タイミングもケアの仕方も、私たちは

よく知らないんだと思います。

自分のことほど。

 

好調なとき、ふつうのときが、実はとってもレア。

 

11月も3分の1が過ぎてしまいましたが、

今月はこんなことを書いていきます。

(どんなこと…?)

 

今日もお読みいただき、ありがとうございました。

 

よい一日をお過ごしください🧚‍♀️