coco

心をちょっとずつほぐしましょ

知らせたいこと

今、私たちが暮らしている日本は、

いろんな要素で成り立っていますが

これが日本という国だ、日本の制度だ、と

みんなに共有されていないと、いろんな事が

不安定になってしまいます。

それで私たちは、学校で、日常生活の中で、

学んだり経験したりしながら、共有している…

はずです。

 

そのひとつとして、選挙制度があります。

この国に生まれて、18歳になると、

選挙で投票する権利をもちます。

一人ずつ、持っている一票で、

何を選ぶかというと、ほとんどの選挙で、

誰か、もしくはどこかの政党を選ぶのですが

その先にあるのは、自分の住んでいる自治体や

国で、どんなふうに生活したいか。

 

投票に行かない。

関心がないから。

投票したい人がいないから。

それでも世の中は回っている。

私の生活は、誰が選ばれても変わらない。

 

…としたら、それは、ある意味すごいことです。

私自身、投票には行くけど、そう考える気持ちは

わかります。

でも、、いつまでそう言っていられるかなんて、

本当はわからない。

 

選挙制度を機能させるには、18歳になるまでに、

この権利を使えるようになるために、

知っておかなければならないことがあります。

 

なぜ、私たちは、権利を持っているの?

私たちが生活しているこの場所は、どんな所なの?

どんな場所になったらいいかな?

 

「大人」は、何を教えるか。

どんなことを一緒に考えていくか。

それこそ、いろんな考え方があるでしょう。

 

私は、あなたが生まれてきたのは、

こんな制度の国なんだよ、と、

きちんと知らせたいと思う。

良し悪しは置いといて。

最初に生まれる場所は、選べないからこそ。

そして、それは変えられるということも。